臨床検査技師になる方法とアドバイスを伝授!

臨床検査技師になる方法

僕は臨床検査技師を目指している人たちの相談を受ける事が多いのですが、よくある質問のひとつをご紹介しますね。

相談者

臨床検査技師になりたいけど、どうすればなれるか分からない。
受験科目は何を勉強すれば良いのでしょうか?

最近は学校が主催の職業説明会や、色々な職業が載っている書籍などがあるようですが、
その中で「臨床検査技師」を知り、興味を持ってくれた方が結構いるんですよね。

現役の検査技師としては非常に嬉しい限りです。

しかし、どうすれば臨床検査技師になれるのかを、いまいち分からない人がいることも知ったのです。

その気持ち、とてもわかります。

あなただけじゃありません。

この記事では臨床検査技師になる方法とアドバイスをお伝えします!

目次

臨床検査技師になるためのプロセス

まずは下のイラストを見てください。
臨床検査技師になるためのルートをまとめてみました。

臨床検査技師になる方法
⬆︎臨床検査技師になるまで

違いは、大学を卒業すると22歳、専門学校・短大を卒業すると21歳になるという事。

新人の臨床検査技師としてスタートする年齢が異なるのがわかりますよね。

そして、卒業しただけでは臨床検査技師にはなれません。最大の山場である「国家試験」が立ちはだかります。

僕も当日はめちゃくちゃ緊張しましたね〜(汗)。

ちなみに僕は薬学部を2年間ほど通ってから、専門学校を卒業したので、23歳の新人検査技師でした。

ポイント①

大学、専門(短大)の選択によって、新人としてスタートする年齢が変わってくる

「臨床検査技師国家試験」は難しいの?

相談者

くまのこ先生、臨床検査技師の国家試験は難しいのですか?

最近の国家試験の受験状況データがありますので、みてみましょう!

  受験者数 合格者数 合格率
第66回国家試験(2020年) 4,854名 3,472名 71.5%
第65回国家試験(2019年) 4,817名 3,620名 75.2%
第64回国家試験(2018年) 4,829名 3,828名 79.3%
第63回国家試験(2017年) 4,739名 3,729名 78.7%

受験者数は一定の人数を保っていますね。

ひとつ、注目して欲しいところがあります。

「2018年」と「2019年」で合格率がガクッと変動していることがわかりますよね?

実は国家試験の出題者は「2年単位」で変わると言われています。

合格率もその影響が出ていて、出題者によって難易度が変わるのが厄介です。

これはあくまでも僕の予想になりますが、
合格率が下がると、次の国家試験で合格率が上がるように出題されている傾向があります!

つまり、2021年の国家試験の合格率は上がると予想します!

相談者

合格率が上がるという事は、難易度が下がるという事ですね!

はい!そういうことになります!

ポイント②

国家試験は年度と出題者によって難易度が変わり、合格率も大きく変化する。

国家試験を受けるためには受験資格を!

国家試験を受けるためには受験資格が必要なんです。

臨床検査技師を目指せる学校には「指定校」と「承認校」というものが存在します。

<指定校と承認校> 
「指定校」・・・大学や専門学校、短大を卒業すれば国家試験を受験することができる。
「承認校」・・・大学で追加科目を履修し、卒業すれば国家試験を受験することができる。

臨床検査技師になりたいなら、指定校の学校に入学すれば問題ないです。

近年は「看護師」と「臨床検査技師」、「放射線技師」と「臨床検査技師」など、ダブルライセンスを持っている方に出会ったりもしますね。

ポイント②

臨床検査技師を目指すなら、「指定校」一択です!

大学・短大・専門学校の違い

相談者

くまのこ先生、大学・短大・専門学校だと、どこに進学すべきでしょうか?

はい。こちらも良くある質問ですね。
まずは自分のニーズにあった進路を考えてみましょう!

それぞれの特徴

【大学】
4年間の在学で、臨床検査技師に必要な科目は勿論ですが、一般教養もしっかり学べることが特徴。
憧れの「キャンパスライフ」を味わえます。
卒業後、大学院にいく進路や、就職できる幅が広がります。

【専門学校】
臨床検査技師の予備校です。3年間で、臨床検査技師に必要な科目のみを勉強していく事になります。
最近は、医学英語など一般教養もカリキュラムに入れている学校も見受けられます。

【短大】
専門学校と同様に3年間で卒業することができます。
イメージとしては専門学校のようだけど大学生活の雰囲気を味わえるといった感じです。

国家試験合格率が一番高いのは専門学校!

くまのこ塾長

国家試験の合格率は「専門学校」が一番高いです。なぜなら、臨床検査技師になるための施設だからです。また学校側も合格率を上げる事を重視するんですね。

相談者

逆に合格率が低いのはどこですか?

一般的に低いのは「大学」と言われています。専門学校は合格率を上げるために、国家試験に合格する見込みのある生徒しか受験させません。

合格率は大学や専門学校、短大によってかなり差が出ているのが現実です。つまり、合格率を上げるために頑張っている学校とそうではない学校があるということ。

各学校HPに載せてある「合格率」を確認してみましょう。参考になりますよ。

ポイント④

専門学校は合格率は高いが、描いたような大学生活は送れない。

受験科目は何が必要か?

相談をしてくれる受験生から、とても質問される内容です。

「化学」「生物」「数学(できればII・Bまで)」は必ず勉強しましょう。

特に化学と生物は臨床検査技師を目指すために重要な科目です。次に現代文・英語という順番でしょうか。

国公立を目指す場合は数学もⅢ・Cまで必要になる場合があります。「物理」はとりあえず置いておきましょう。
僕が行っていた高校は「生物」と「物理」は選択科目でした。

この場合は絶対に「生物」を選択しましょう!

ポイント⑤

優先すべき勉強科目は「化学」・「生物」>「数学」を!

受験生にアドバイス〜まずは自身の内面から動く〜

僕は「臨床検査技師」の資格をとるために、専門学校に入学をしました。

理由として、“早く資格をとって働きたかったから”です。

今回紹介した通りですが、
臨床検査技師になるまでの道のりはいくつかあります。
「自分の将来はどうありたいか」で、進むべき道は変わってくるでしょう。

とにかく、受験生に言える事は「臨床検査技師になりたい!」という信念をしっかり持ちながら、
勉強をしたり、情報をたくさん集めていきましょう。検査技師になりたい熱量があればあるほど道は開かれると思います。

もちろん、勉強する事に疲れたなら、息抜きも大切です。
また、息抜き中に「自分は将来こうありたい。」という想像をして、モチベーションをあげていきましょう。

“外からの情報を待つ”というよりも、自分から“検査技師になるんだ!”という「内面的」な気持ちで動くように努力をしましょう。

その結果、自ずと「外面的」からの情報なども結びついてくるはずです。

今、このブログ記事を読んでいるあなたは検査技師になりたい!という気持ちから、自ら調べてこの記事を読んでいる「内面的」な動きをしています。
この調子で頑張ってくださいね。

逆にイメージができない場合は、
臨床検査技師としての自分をイメージできる情報量が少ないのかもしれません。
その場合は、自分でしっかりと情報や知識を深めていきましょう!

待っているだけでは、何も起きません。

どんどんアクションを起こしましょう!

このブログでも、そのお手伝いをさせて頂きます。

さいごに

今回は臨床検査技師になる方法とアドバイスをお話しました。
まだまだ伝えられていないことも山ほどあるし、受験生の方は聞きたいこともあるかと思います。

個人的に聞きたいことや、相談がある受験生の方は、遠慮なくメッセージをどんどん送ってください。
現役の臨床検査技師として、しっかりと相談に乗らせて頂きます。
(質問や個人的ご相談はコチラ)


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