超音波検査士認定試験の基礎分野は短時間で仕上げる!セミナーを有効活用して対策しよう#7

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こんにちは、臨床検査技師兼医療ライターのサユコです。

早いもので、気付けば夏も終わりが見えそうです。

7月末で超音波検査士の書類の締め切りが終了し、いよいよ本格的に筆記試験の対策をはじめる方もいらっしゃる時期ですね。

夏が終わるとあっという間に試験がやってきますが、私たちは試験勉強だけしていればいいわけではありませんよね。

日々の業務や家事・育児などそれぞれが忙しい(けど充実した)毎日を送っていることと思います。

筆記試験対策で、よく聞くのが「基礎分野が苦手なんだよね…」という声です。

この基礎分野、試験の合格ラインになるべく効率よく到達するにはどうすればいいのでしょうか。

今回は、実際に経験したからこそわかる効率的な対策をご紹介します!

目次

超音波検査士合格の条件

まず、試験の合格条件をおさらいしましょう。

【書類・筆記(基礎・臨床)のすべてで6割以上得点する】

というのは受験生の間では有名な話です。

しかし、改めて日本超音波検査学会のHPを確認してみたところ、明確に「合格基準は6割以上の得点」と記載されていることは確認できませんでした。
(参考:https://www.jsum.or.jp/capacity/rms/index.html(日本超音波検査医学会))

実は明言されているわけではないんですね。

問題の正答率の偏りや不適切問題で調整の可能性があるということでしょうか。

ただ、過去の受験者から集まった情報を集めると、やっぱり「6割以上の得点で合格」と考えて良さそうです。

例年通りなら、筆記試験は基礎・臨床ともに35問ずつあります。

つまり35問×0.6=21問以上で合格ラインに到達するわけです。

基礎分野に苦手意識を持つ人は多い

いざ「勉強しよう」と言っても、「臨床はいいけど基礎が…」という人は一定数いるようです。

確かに医用工学の内容は普段の業務とはあまり関係ない内容が大半で、苦手意識を持ちやすいかもしれません。

なぜ苦手意識を持ちやすいか、具体的な理由を挙げてみます。

理由①:物理が苦手

臨床検査技師には「高校時代から物理は苦手でした」「化学・生物を選択しました」という人が多い印象があるのですが…私の周りだけでしょうか。
特に女子にこの傾向が強いような気がします。

学生時代から「医用工学は苦手!」という声もよく聞かれていたような。

元々「物理」が苦手だとしたら、基礎分野を苦手に思うのも自然なことですね。

理由②:計算問題が苦手

基礎分野の試験問題で必ず出題されるのが計算問題です。

毎年3問程度は出題されていると思います。

物理の中でも「計算問題は本当に嫌い!苦手!」という方はいらっしゃいませんか?

「物理が苦手」という方と「計算問題が苦手」という方は大体同じではないかと予想しています。

理由③:用語がとっつきにくい

臨床は普段の業務の延長で勉強できるものが大半ですが、基礎は専用の勉強が必要になります。
用語も専門的で「帯域幅」「遠距離音場」「送信パルス」など…
普段の業務としてはあまり聞きなれない方が大半だと思います。

知らないこと、慣れないことに身構えるのは自然なことでしょう。

理由④:範囲が浅く・広くて勉強しにくい

「基礎分野」と一言で言っても幅が広く、認定試験問題集では8つのセクションにわかれています。

(参考:https://www.ishiyaku.co.jp/search/details_1.aspx?cid=1&bookcode=226920

「診断装置の操作運用と保守管理」「診断装置」などは、普段から馴染みのある内容だと思いますが「音響の原理」「パルスエコー法」などは試験専用に対策が必要です。

そこそこ範囲が広いので、計画的に対策しないと「基礎ばっかりやっていたら臨床対策する時間がなかった!」となりかねません。

基礎分野は、ポイントをおさえれば得点しやすい!

超音波検査士試験合格経験者として、これから受験する方に「基礎分野は、ポイントをおさえれば短時間で対策しやすい!」とお伝えしたいと思っています。

どんな試験にも言えることですが、超音波検査士認定試験でも頻出分野は決まっています。


過去問を解いていて「またこの問題」「さっきもこの用語が出てきた」と感じるはずです。

一見膨大に見える範囲でも、頻出の問題・分野は意外と決まっています。(問題作成担当の試験委員にもよるようですが)

きちんとポイントをつかんで対策すれば「臨床よりも短時間で得点につながる」と言っても過言ではありません!

(個人的には、問題の難易度としては臨床よりも基礎の方が全体的に易しいと感じました。

試験委員の先生方も、基礎分野が苦手な受験生が多いことを見越しているのではないかと思われます。)

逆に、何も考えずに最初から順番に進めていくと準備時間が足りなくなる恐れがありますのでおすすめしません。

では、頻出ポイントはどうやって見極めると良いでしょうか?

過去問を一周してから自分で判断するのももちろん良いのですが、私は対策セミナーを受講して、一日で対策ポイントを把握しました。

効率的に対策するならセミナー受講がおすすめ

「基礎の対策にあまり時間をかけたくない」「短時間で苦手を対策したい」という方におすすめなのは、断然対策セミナーの受講です!

今はオンラインや対面、色々な形式で開催されていますね。

理由①:エッセンスが凝縮されている

ワンデーセミナーなどは、時間が限られているため頻出ポイントと解法がギュッと凝縮されています。


講師陣のわかりやすい解説があり、受講者特典としてオリジナル対策教材や試験問題が貰えることも多いです。

理由②:対面セミナーで集中できる

個人的には、可能であれば対面式のセミナーをおすすめします。

集中力が明らかに違いますし、問題演習タイムなどがあれば本番さながらの練習ができます。

居住地や時間の関係で難しい場合は、オンラインセミナーと上手く使い分けていけるといいですね。

理由③:その場で質問可能

「解説のこの部分、ちょっとよくわからなかった」「こんな場合はどう考えればいいんだろう」とその場で出てきた疑問も、セミナー後に講師に質問できる場合が大半です。

モヤモヤを抱えずにスッキリ解消できるチャンスをぜひ利用しましょう。

これはおすすめ!くまのこ検査技師塾の「超音波検査士 基礎試験対策〜対面総まとめセミナー〜」

私は今年度受験しないのですが、くまのこ検査技師塾の「超音波検査士 基礎試験対策〜対面総まとめセミナー〜」はかなりおすすめの対面セミナーだと思います!

(詳細リンク:くまのこ検査技師塾 対面セミナー

10:00~16:00の1日完結で、資料・問題集など特典付きなのに9,800円とかなりお得な内容です。

講師の先生も実際に超音波検査士を取得し、多方面で活躍している方ですので、理解しにくい内容もわかりやすい解説が受けられることでしょう。

残念ながら私が受験する年には開講しておらず、実際に受講出来ていないのですが…

今年受験する方、「どの対面セミナーにしようかな?」と迷われている方、こちらのセミナーは一押しです!

ご都合が合えばぜひ受講の検討をおすすめします。

まとめ

超音波検査士認定試験の基礎分野は、かなり物理の内容が入ってくるので「苦手」と思う方は多いようです。

でも、ポイントをおさえて対策できれば臨床よりも短時間で得点しやすい分野なのが基礎分野!

苦手な方、対策時間がない方にはセミナーの有効活用がおすすめです。

短期集中で対策できる一日完結型で対面式のセミナーがベストですので、ぜひ参加できそうなセミナーがないか調べてみてください。

著者:サユコ

一児の母。
大学の検査技術学専攻を卒業した後、大学病院→個人クリニック→健診施設と勤務。


現在は検査技師かつ医療系ライターとして、フリーで働いています。

超音波検査士(健診領域)を取得したものの、まだまだ勉強中。


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